GPSソーラーとは（ソーラー電波との違い）

「GPSソーラーって何？」

「GPSソーラーって何だかすごそうだけど良く分からない」

「GPSソーラーとソーラー電波はどう違うの？」

正直、GPSソーラーとソーラー電波は名前が似ていることもあって、明確な違いが分かっていない方も多いのではないでしょうか。そんな疑問にお答えしたいと思います。

まず、「GPSソーラー」と「ソーラー電波」に共通している「ソーラー」の部分について解説します。

ソーラーウォッチとは

「ソーラー」が意味するソーラーウォッチとは、ダイヤルに受けた光※で発電・充電して動く時計のことをいいます。

つまり、光を定期的に時計にあてておくことで動いてくれるので、面倒な電池交換等のメンテナンスが必要ないというメリットがあります。（ただし、ソーラーウォッチもメンテナンスが全く不要かといえばそういう訳ではなく、７～８年に1回ソーラー部分含む中身の入れ替えが必要です。）

※太陽光に加え、蛍光灯や白熱灯、ＬＥＤ照明等でも充電可能（蛍光灯や白熱灯、ＬＥＤ照明等での充電は太陽光に比べて時間はかかります）

続いてGPSソーラーの「GPS」が意味するものですが、それはGPS衛星からの電波を時計が受信して、その場所の正確な時刻を表示するという機能です。

つまり、海外を含む地球上のどこにいても、その場所の正確な時刻を表示できるということです。

なので、「GPSソーラー」ウォッチは、海外を含む地球上のどこにいても、その場所の正確な時刻を表示できる機能を持っていて、動力源がソーラーである時計のことを指します。

最後にソーラー電波の「電波」が意味するものですが、それは各国の政府機関等が正確な時刻情報を送信している電波（標準電波）を時計が受信して、その地域の正確な時刻を表示するという機能です。

注意点としては、受信可能な国は日本をはじめ、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの5か国のみということです。

GPSはもちろん、上記の5か国以外のすべての地域で受信可能ですので、その点が最も大きな違いと言えます。

もし、日本、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの5か国にしか行くことがほとんどないということであれば、ソーラー電波ウォッチも選択肢の一つとして考えてみると良いかと思います。

ちなみに、セイコー（SEIKO）のソーラー電波ウォッチはブライツ（BRIGHTZ）というブランドが有名ですので、よければチェックしてみてください（ブライツを楽天市場でチェック）。